あのコンニャクにも豊富に含まれているセラミドとは

こんにゃくとセラミド

こんにゃくは、ダイエット食品として有名ですが、そもそもこんにゃくとはどんなものなのでしょうか。

こんにゃくとは、サトイモ科の多年草で、多くは、この植物の球茎を粉にして水を加えて練り、石灰を加えて固めた食品をさします。群馬県が主産地で国内産の9割を占め、第2位は栃木県、第3位は茨城県です。

こんにゃくは独特な食感と食物繊維が豊富なこと、低カロリーという理由でダイエット食品や健康食品として人気があります。

このこんにゃく、ダイエット食品としてだけでなく、美肌効果があるということでも注目されています。

その理由は、こんにゃくに含まれるセラミド。セラミドは、小麦、大豆、キビ、ほうれんそう、米などにも含まれていますが、こんにゃく芋には米や小麦などに比べて7~15倍ものセラミドが含まれているとのこと。

ただしすべてのこんにゃくにセラミドが豊富にふくまれているわけではなく、たくさん含まれているのは伝統製法の生芋こんにゃくです。購入の際には、「生芋」という表示をチェックしましょう。

生芋こんにゃく

セラミドは、かつては牛の脳から抽出したものが多かったのですが、狂牛病の広まりにより、植物から抽出するようになりました。現在日本で市販されているセラミドの多くは、米ぬかや小麦粉から抽出されています。しかし、これらの原料に含まれているセラミドの量が少ないため非常に高価です。

そこで登場したのがこんにゃく芋。こんにゃく芋はセラミドの抽出量が多く、その分価格もリーズナブル。こんにゃくセラミドサプリメントが市販されており、肌の保湿に効果があることが証明されています。

一方、生芋の黒こんにゃくは、皮ごとこんにゃく芋をすりつぶして作られたもので、セラミドが豊富に含まれています。生芋こんにゃく100g(約半丁)で1日の必要量(600μg)が摂取できます。これは、ごはんなら白米で茶碗25杯、玄米で10杯、スパゲティは3皿分にもなり、いかに豊富なのかがわかりますね。

ただし、黒いこんにゃくだからといって必ずしも生芋とはかぎりません。ヒジキやアラメの粉が加えられて黒くなっていることもありますから、購入するときには、生芋であることをしっかり確認するようにしましょう。